用語辞典

混載便(こんさいびん)

混載便(こんさいびん)とは、1台のトラックに他の人の荷物も一緒に載せて輸送する方法になります。

混載便は、なぜ格安で引っ越しができるの?

トラックを1台まるごと借りても荷物が少ない場合は荷台が余ってしまいます。
1台に複数人の荷物を同時に積んで運べば、輸送する際に掛かる費用(ガソリン代・高速料金・人件費)など高額になりやすい輸送費用も、複数人で分割することが出来ます。

荷物の量が少ない単身引越しの場合などは、トラックとドライバー(輸送)のみを業者に代行してもらうチャーター便よりも、格安になるケースが多いです。

特に長距離の引っ越しの場合は、料金が半額近くになる事もあるそうなので、荷物の量や、引っ越しスケジュールが合えば、上手に利用する事で、かなり引っ越し料金を節約する事ができます。

混載便のデメリット

同じタイミングで、同じ都市間で引っ越す人が複数人いなければ混載便(こんさいびん)は成り立ちません。
利用するには、他のお客さんを待つ必要があります。

もう一つのデメリットは、到着に時間がかかるという事です。

一般的な引っ越し(直通便)であれば、家を出る時に積んだ荷物が、そのままトラックで新居へ運ばれますが、混載便の場合は、中継地点で荷物を積みかえたり、途中で他の荷物を載せたり下ろしたりする必要があるため、その分かなり時間がかかります。

混載便は、できるだけ安く引っ越せるなら時間がかかってもOK!という人には向いていると言えるでしょう。

逆に、忙しい人、スケジュール通りに進めたい人は、チャーター便の方が良いかもしれません。

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