「縦持ち(たてもち)」とは
引越しの「縦持ち」とは、マンションやビルなど、地上から上の階へ荷物を運んだり、上の階から下の階へ荷物を下ろす作業のこと。
エレベーターが無い住宅や、エレベーターに荷物が入りきれない場合などは、階段を使って人力で荷物を上げ下げする必要があるため、追加料金が発生する事があります。
玄関から荷物が搬入できない場合は、クレーンや専用のロープを使った「吊作業」が必要になるケースもあります。
引越しの見積りを摂る時には、どのような家具・荷物を運ぶ必要があるのか、しっかり把握しておきましょう。
今住んでいる家から荷物を運び出す時だけでなく、新居で荷物を運び入れる時の事まで想定しながら、引越し業者と細かい部分までしっかり相談するようにすることをおすすめします。
「横持ち(よこもち)」とは
引越しの場合の「横持ち」とは、建物からトラックへ、トラックから建物へと荷物を運ぶ、搬出・搬入作業のことを差します。
エレベーターから部屋までといった、平行移動の意味で使われる事もあります。
一般的な物流用語としての「横持ち」は、最短距離で直送するのではなく、中継地点で別のトラックへ荷物を積み直しするといった、作業やルートの事を差す場合が多いようです。