引越しに関する「保険」としては、
物流業者包括賠償責任保険「L-Pack」や、引越荷物運送保険などがあります。
引越し荷物を運ぶ際、引越し業者によって、
物や建物などが破損・損傷してしまった場合に修理費用が保険で支払われるものです。
大手の引越し会社で保険加入していない所はないと思いますが、
個人や小さい会社では保険に加入していない所もあるので、
「安いから」と値段だけで決めず、もしもの時にきちんと対応してもらえるのか
といった点もチェックした方がよいでしょう。
引越し保険の保証範囲って?
保険に加入している引っ越し業者でも、
100%満足できる支払いにならなかったりと、トラブルが発生する事もあります。
ピアノなどの大型楽器は、楽器輸送を専門で行う業者や
きちんと対応できるスタッフがいる大手引越し業者に依頼する事をおススメします。
ペットや観葉植物、パソコン内のデータ、美術品、貴金属、生鮮品など
保険の対象とならない物もありますので、
壊れてからでは取り返しのつかない大切な物は、自分でしっかり管理しましょう。
※対象内の物だったとしても、梱包が不十分だと判断されるケースでは、
保険が適用されない事も多いようです。
いざという時に口約束だけで「言った」「言ってない」という口論になっても
後からはどうする事も出来ないことが多いので、
小さい文字で、難しい言葉が並んでいる「契約書」を読むのは大変ですが、
契約書はきちんと読んで、分からない事があれば質問して、
納得したうえで契約すると良いでしょう。
契約時に伝えていても、当日作業をしてくれる担当者には
上手く伝わっていない事もあります。
高額な物、アンティークなど1点ものは壊れた後ではどうする事もできません。
営業担当と作業して下さる方は別であることがほとんどなので、
大切な物は特に注意してもらうよう、引越し見積りの時、契約の時、当日の担当者にも、
しっかり説明しておいた方が良いでしょう。
保険があっても、大事な物は自分で守るという気持ちが重要です。